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の秋の大

また連絡するからね

病院を後にした韓國人蔘
考え事をしながら歩くつくし、その後ろをつけられてる等
思いもしなかった。信号待ちをしてる時後ろからスマホを見乍ら
歩いて来る高校生に背中を押され車道に飛び出してしまった。
高校生はスマホに夢中でつくしが見えていなかったのだ。
何も周りを気にしていなかったつくしは後一歩の処で
車と接触しそうになったが、誰かの手がつくしを引っ張り
間一髪で接触しないで済んだ。
「危ない!」
「あっ・・・」
キキー。バタン「馬鹿野郎~!死にたいのか!!」
接触しそうになった車の運転手が大声で怒鳴った。
「大丈夫ですか?ごめんなさい・・私スマホ見てて気付かなくて。」
「あゝ平気だよ。少し擦りむいただけだから気にしないで。」
「本当にごめんなさい。」
高校生はもう一度頭を下げてから足早やに横断歩道を渡って行った。
「あの、助けてくださってありがとうございます。」
「危なかったね、大丈夫?つくしちゃん。」
「えっ?私の名前をどうして・・・あれ、もしかしてあなた和也君?」
「うん覚えてくれていたんだ。久しぶりだね。」
「ええ、こんな処で逢うなんてね。元気だった?」
「うん元気だったよ、つくしちゃんは元気ないね。」
「えっ?あゝちょっと疲れていて・・・。」
「仕事が忙しいの?」
「うんそうでも無いんだけど…和也君は実家の家業を継いだの?」
「そうだよ、俺これでも専務なんだよ。」
「えっ凄いね。将来の社長さんだもんね。」
「まあね。」

青池和也、つくしの小学校時代の幼馴染み。
英徳にも高校2年の時に転校して来た。大学は英徳には行かなかった
らしいが何処の大学を出たのかはつくしも知らない優纖美容

「つくしちゃん家まで送るよ。俺車なんだ・・・。」
「悪いよ、それに私の住んでる処ここから近いの・・・。」
「へえ、また随分家賃の高い街に住んでるんだね?この辺
ワンルームでも10万超えるでしょう?」
「・・・そうでも無いけど・・・会社の社宅だから・・・。」
「つくしちゃんは何処に務めてるの?」
「花沢物産だよ。」
「ふ~んそれってコネ?F4の花沢さんと知り合いだったよね?」
「違うよ、偶然だよ。」
「あっ変な事言ってごめんね、気を悪くしちゃったかな?
つくしちゃん気にしないでね。」
「うん・・。和也くん本当にありがとう。また逢う事があったらお礼にランチかお茶
ご馳走するね。」
「それなら、今がいいな。今度逢える可能性なんて無いかも知れないでしょう?
ご馳走してくれるなら、今してくれない?」
「・・うんそうだね。命を助けて貰ったんだもんいいよ。あまり高いものは
ご馳走できないけど・・それでもいいなら・・・。」
「やった!嬉しいな。つくしちゃんと食事できるなんて。」
「この近くにイタリアンがあるんだけどそこでもいい?」
「うん、僕は何処でもいいよ。」
「そうじゃ行こうか。」
つくしは、近くのイタリアンの店でランチのコースを頼む。
つくしは食欲が無いが和也に付き合う事にした。
運ばれて来た食事を和也はがっつくように食べた。
「和也君お腹空いていたの?良かったら私の分も食べて。
私最近食欲が無いの・・・。」
「本当?食べていいの?嬉しいな・・・。」
和也はつくしの分のランチも全て残さずに食べた。
「つくしちゃん、顔色悪いけど胃でも悪いの?」
「うん少しねストレスかも・・・。」
「へえ大きな会社だと色々大変だね。」
「和也君、そんなに食べてお腹は大丈夫?」
「うん、ここの料理美味しいね。」
「そう?良かったわ。」
最後のデザートもつくしの分まで食べた和也は満足そうだった溶脂
支払いを済ませたつくしは和也と別れる際にアドレスと電話番号を
聞かれて何も考えずに素直に教えた。
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